心と身体のバランスブログ

心の持ち方や健康面に関する記事を書きたいです。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

エコノミカル・パレスの感想 9

主人公はスナックたんぽぽのバイト先では「ノリカ」という名前で働いている。 お店の終わりに帰路の途中、常連客のナバタメに偶然出会う。 いつもチップをもらっているなかで、その日はナバタメに食事に誘われる。 躊躇なく主人公はナバタメと焼き肉屋にいく…

エコノミカル・パレスの感想 8

相変わらずバイトの掛け持ちで忙しい主人公は、スナックのバイトではナバタメさんという常連のお客さんがついた。 多分、主人公より年上の客だと思うが、主人公に1万なり、2万なりチップを弾むようになる。 この頃の主人公の生きがいは貯金と立花光輝との食…

エコノミカル・パレスの感想 7

この小説に出てくる登場人物で最も不幸なのは主人公ではない。主人公の家から見える公園で暮らす、ホームレスだ。主人公はお自動さんでお金を借りても、返せるだけの経済力を身につけることはできた。だから、借金も必ず返せるだろう。 彼らは漫画雑誌を拾っ…

エコノミカル・パレスの感想 6

この小説のなかには母親も登場している。主人公とは対面してないまでも時々、実家から電話が掛かってくる描写がある。 今で言う「毒親」なのだが、娘に何やら頼み事の電話が掛かってくる。主人公から母親に対して、電話を掛ける描写はないが、ろくでもない電…

エコノミカル・パレスの感想5

ヤスオの関係に間がさしたか分かりませんが、ピストロ・ナカに面接にきた立花光輝の履歴書に目がとまります。何と非常識にもその履歴書の電話番号を見て、自分の携帯電話に20歳の立花光輝電話番号を入力します。 今では個人情報の流用は許されない。(当時も…

エコノミカル・パレスの感想 4

途中、ヤスオと馴れ初めを回想シーンであげている。主人公が25歳の時に同窓会で知りあった。主人公にとって同窓会は、懐かしさを楽しむものではなく、人のつてでバイトを探す手段だった。二人は就職せず、バイトで食いつないでいた。 二人は意気投合したのか…

エコノミカル・パレスの感想3

ストリーは主人公34歳の女性と35歳の男性のヤスオとの同棲生活から始まります。東京で6畳と3畳のアパートで暮らす二人はアルバイトで生活しているようです。 ヤスオは派遣社員であり、安定した収入がありましたが、突然、仕事を失い無職になります。収入の全…

エコノミカル・パレスの感想2

私にとって角田光代さんの作品は2作目です。1冊目はあの有名な「対岸の彼女」です。角田さんはこの作品で2004年に直木賞を取られたと聞いています。 ストーリーは35歳の3歳の子持ちの主婦が主役で、昼は掃除代行業で働き、その中の人間模様はどこにあるよう…

エコノミカル・パレスを読んだ感想 1

エコノミカル・パレスという小説は角田光代さんが2002年に書かれた小説です。とりあえずこの小説の登場人物を紹介します。 ・私(わたし) 物語の語り手。34歳。文筆業と「ビストロ・ナカ」「たんぽぽ」でのバイトを掛け持ちする。 ・ヤスオ(やすお) 35歳、主…

安すぎる!送料無料 マスク51枚 380円

ナイトブラおすすめ10選 楽天市場でとんでもなく安いマスクを見つけた。送料無料マスク51枚が380円で売ってる。天下の楽天がここまで安いマスクを売る。本当に信じられない安さだが、あまりの安さなので、思わず買ってしまった。 もし、買って損しても腹を痛…

珪藻土マットは家にもあった。

ナイトブラおすすめ10選 一昨日、ニトリとカインズで販売された珪藻土マットに人体に有害な物質のアスベストが含まれているという報道がされた。ニトリもカインズも自主回収を目指しているらしいが、今さら遅いだろう。ニトリはヤスリを付けて販売されたらし…