心と身体のバランスブログ

心の持ち方や健康面に関する記事を書きたいです。

エコノミカル・パレスの感想5

ヤスオの関係に間がさしたか分かりませんが、ピストロ・ナカに面接にきた立花光輝の履歴書に目がとまります。何と非常識にもその履歴書の電話番号を見て、自分の携帯電話に20歳の立花光輝電話番号を入力します。 今では個人情報の流用は許されない。(当時もゆるされませんが)訴えられたら首ではすまない、店も廃業になるでしょう。 運良く、立花光輝と食事にいけるようにまでなり、彼の夢を聞くことになります。「今の大学をやめ、料理の専門学校に行き、いずれは店をもちたい。」 そりゃ14も年下で、名前のとおり、光り輝く夢を持っていたら、無職のヤスオのことも忘れるでしょう。 生活苦もありますし、立花光輝の入学日を助けてやりたいということで、主人公は夜も仕事をするのでした。 個人経営的なノルマのないスナックで働き、時間が空いた時は立花光輝と会う日が続きます。 典型的な人が落ちていくさまを見るようですが、読書の予想通りになっていきます。